ゴルフ人口・ゴルフ場数について調べてみました。

日本のゴルフ人口は10年で約500万人減少
近年、少子高齢や団塊の世代のリタイア・若者の保有自動車の減少等により、ゴルフ人口が急激に減少しています。統計によると日本のゴルフ人口は現在約800万人~700万人と言われており、10年前には1200万人前後いたゴルファーが、この10年で500万人近く減少しています。
ゴルファーが減ると言う事はゴルフ場や練習場に行く人、クラブを買う人も減っていますのでゴルフ市場は大打撃です。
ゴルフ市場の売上を約10年で比較してみました。
考え方によっては残りの93%の方がゴルファーになる可能性がありますので、何かゴルフをするきっかけが必要です。
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世界のゴルフ人口
世界のゴルフ人口は2008年の資料になりますが 6,355万人と言われています。
(現在ははもっと減少していると思います。)
国別にゴルフ人口を見ると
第1位 アメリカ 2,860万人 (45%)
第2位 日本 950万人 (15%)
第3位 カナダ 640万人 (10%)
第4位 英国 400万人 (6%)
第5位 その他 1525万人 (24%)
となっており、世界のゴルフ人口の3/4は上位4か国で占められています。
アメリカのゴルフ人口がダントツに多いのに驚かされますが、ゴルフ発祥の地である英国が4位というのにも驚きです。
しかし欧米でもゴルフ人口は減少しています。
原因はリーマンショックが影響しているそうで、どの国でも若者のゴルフ離れが深刻なようです。
アメリカではゴルフ人口を増やす打開策として、ゴルフ場の年会費や入会費を値下げしたり、時間短縮のため18ホールのラウンドを9ホールに縮めて営業するなど、どの国でも若者層の獲得にアイデアを出していますが中々うまくいっていないのが現状のようです。
世界のゴルフ場数
またゴルフ場数は世界206か国で3万4011カ所との調べが出ていました。
国別にゴルフ場数を見ると
第1位 アメリカ 15,590コース
第2位 英国 2752コース
第3位 日本 2538コース
第4位 カナダ 2300コース
その一方で、ゴルフ場が1カ所だけという国が50カ国となっています。
来年のリオ五輪で正式種目復帰が決まったこともあり、全体としては増加傾向にあり、現在世界696カ所でゴルフ場が建設中あるいは建設計画が進行中です。直近の2年間ではベラルーシ、アゼルバイジャン、グルジアなどで初めてのゴルフ場が開設されています。
また近年はインドや中国でもゴルフ場建設が増えつつあり、総人口の多いこの2国でゴルフ場が増えればゴルフ人口も急激に増えるかもしれませんね。