プロショップVIVO

2017.3.22

地クラブメーカーインタビュー「グランプリ&EMILLID BAHAMA」/後編

前回から続く:前編の記事はこちら

EMILLID BAHAMAのラインナップ

話はEMILLID BAHAMAのラインナップへ……

下内 さあ、続いてEMILLID BAHAMAですね。

桑原 EMILLID BAHAMAは、これからもっと伸ばしていきます。コアなファンもいてくださっていますし、もっともっと成長できるブランドだと考えています。VIVOさんでもたくさん売っていただいたおかげで、まずEB-02に火がつきましたよね。そこから認知度が広がって、関西方面で知名度の高いブランドに育った経緯があります。そして、EB-02の後継モデルとしてリリースされたのが現行のEB-03ですね。

下内 今までのモデルはもう作っていないんですか?

桑原 もう作っていないんです。

下内 EB-02もですか?

桑原 はい。今ある在庫だけですね。

下内 じゃあ、これからはEB-03ですね。あと、ネクストモデルのEB-04が控えていますね。

桑原 そうですね。EB-04とEB-901ですね。ただ、EB-04のリリースについての詳細は未定です。フェアウェイウッドを先に発売したEB-901を先に出していきますね。打感も柔らかくしつつ、「本当にやさしいヘッド」を作ろうとしています。EB-02の打感はどうでしたか?

下内 あれは、やわらかかったですね。初期モデルとは違うけれど、EB-02は球があがりやすくて、悪くなかったです。

桑原 そういう感じで、打感も柔らかく、強い球が出る感じで、やさしく作れるのが一番良いと思っています。「良いとこどり」のヘッドといったところでしょうか。それを目指して、どんどん開発していこうとしています。

EB-03試打結果

下内 EB-03はどんなターゲットですか?

桑原 EB-02のときに「右にいってしまう」という意見が多かったので、つかまり感を重視したのがEB-03ですね。ウェイトの部分など、かなりディテールまでこだわって作っています。EMILLID BAHAMAは、「持ちたい」と思ってもらえるブランドを目指しているので、そういったこだわりを徹底しています。また、ウェイトを4つ付けて、自由に組み合わせられるようにしています。重さの幅を持たせて、逃したり、つかまえにいったりと、アレンジできるんです。

下内 打感はどうですか?

桑原 打感は、柔らかめで作っています。僕の感覚では、EB-02と大きく変わりません。

下内 うちでMuziikのDogattiと組んだものと、お客さまが買ってきたtrpxのAirと組んだものとで、打感が全然違ったんですが、どうしてでしょう? 純粋にシャフトの違いだけが原因でしょうか?

桑原 考えられるとしたら、ウェイトの差でしょうか。重量調整をするときに、ウェイトを変えても合わない場合などは、ジェルを入れて調整するんです。そのジェルをつける位置などによって打感は変わってくるかもしれません。

下内 なるほど。じゃあ、フェアウェイウッドのEB-901にいきましょうか。

EB-901試打結果

桑原 フェアウェイの901は、素材はマレージングを使っていて、低重心設計です。低重心になるように、ヘッド内部の下側におもりがついています。そのため、見た目では分かりませんが、チタン級の飛びが出ます。打感は柔らかくて、良い感じですよ。

下内 球は上がりやすいですか?

桑原 上がりやすいですね。拾っていけるように作っています。ロフトがしっかりあるユーティリティに比べても、球の上がりやすさとつかまりやすさを重視して作られているんです。プロでもユーティリティを入れて、アイアンは5番や6番からとなっているので、20度、24度に加えて、28度まで作りました。どちらもチタンではなく、マレージングですね。

下内 アイアンはどうですか?

桑原 EMILLID BAHAMAでは、2〜3年に1度くらいのペースでアイアンを出しています。まず、E-502は完全中空のやさしいタイプで、方向性や距離を重視したモデルです。重量も軽めなので、長めもOKです。一方、B-702は軟鉄鍛造で、打感や見た目重視です。それぞれまったく違う個性ですね。

下内 良いですね。では、最後に、最新のキャディバッグについて教えてください。これ、格好いいですね。

EMILLID BAHAMAキャディバッグ

桑原 ありがとうございます。2016年12月発売の2017年モデルです。今までとはちょっと違った感じで作っています。ひとつひとつの金具や素材にも徹底的にこだわりました。ベルトのバックルのエンブレムをつけて、高級感を演出しています。通常モデル9インチが58,000円です。金属製のシルバーのネームプレートは別売りで3,000円です。限定50本のゴールドモデルもあり、こちらはエンブレムなど金具がすべてゴールドになります。

EMILLID BAHAMAキャディバッグのエンブレム

最後に

下内 いやあ、面白かったです! ありがとうございました! 僕たちもしっかりフィッティングをしていきます。ともに力を合わせて良いクラブをお客さまにお届けしたいですね。グランプリさんに良いヘッドを作ってもらって、僕たちは良いシャフトをマッチングさせていって……。これからもがんばらないといけませんね!

桑原 そうですね。大手メーカーさんにはできないような、ロフトや重量の細かい指示など、できるだけ小回りがきくメーカーでありたいです。お客さまひとりひとりにどれだけ気に入ってもらえるかを大切に考えています。大きな広告は出せないですが、お客さまの生の声である口コミで「このヘッド、飛ぶ!」と言っていただいて、どんどん広がっていってほしいです。そういったところでも、VIVOさんのお力が必要です! これからも、1ヤードでも遠くに飛ぶものを作っていきたいですね! 今日はありがとうございました!

インタビュー終了!

(構成・編集:Design Studio PASTEL 高木大吾)

今回の地クラブメーカー

GRAND PRIX
EMILLID BAHAMA

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